codo college

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認証のパスポートがある事って結構大きい気がします

1.受講前はどんな活動をされていたのですか?

実は私は受講前に教育的な活動はしていなかったのですが、ただ自分が子どもを育てていく中で、どうも「自分が育ってきたときとずいぶん違うぞ」とすごく感じていて。今はどうなっているのかを知りたい一心で色々なところに行っていたのですが、その1つがこの講座でした。

現在の環境では私が知っていたことが全く使えなく、どうなっているのだろうとすごく気になっていました。
なるほど、子育てをしている中で疑問をもたれて、そこから始まったのですね。協会の認証には「こどもパートナー」や「こどもサポーター」もありますが「こども支援士」まで取得しようと思ったきっかけは?
やはり知りたいという思いが強かったです。いろんな講座がまだあるので、たくさん受講して知識を得ることは何かあった時の備えになるとも考えていました。

2.認証講座はどうでしたか?その中で何がよかったですか?

実際に参加して、いろんな活動をしている人と出会えたり、議論をできたりしたことがよかったと思います。受講者全体の雰囲気が前向きに感じました。特に支援士の講座の最後には研究レポートの課題があることも勉強になりました。
あとは、情報をきちんと知ることができました。それこそ今はたくさん情報があふれているので何が正しい情報なのかの判断が一人では難しいケースが多いので、そういった意味でもとても助かりました。
最後に認証をいただけたのもやっぱり嬉しかったですね。
受講をすることで教育に関心を持っているコミュニティに出会って、子どもについて向き合いやすくなったという感じですかね。
そうですね、いろんな活動をされている方がいること自体当時は知らなかったので、ありがたかったです。

3.現在はどんな活動をされていますか?認証講座で得たことは受講後に役立っていますか?

今支援に行っているのは小学校の特別支援学級なのですが、そこを紹介下さったのが学芸大の松田恵示先生でした。受講者同士のつながりで学童スタッフのお手伝いをしていた時もあります。講座内で紹介されていたイベントで文科省の方とお話しできる機会もありました。

いろんな方と活動をやってきたことが自信に繋がっているし、認証があることで学校の方も信頼を寄せてくれているように思います。もちろん自負にも自戒にもなりますが、認証のパスポートがある事って結構大きい気がします。


最初の「知りたい」という想いから子どもを支援する視点に広がっていったきっかけは何かあったのですか?
講座を受け終わったときに、ここで踏み出さなかったら、せっかく得た知識や経験が活かされないままになる気がしたのがきっかけです。何かにチャレンジしたいと思いました。

実際、私は学校と学童の両方の支援の経験がありますが、求められる役割がちょっと違うような気がしています。どちらにも共通していると感じることは、子どもは大人のスタンス含め“意外と見ている、色々なことを感じ取っている”ことですかね。特に特別支援のお子さんは素直というか、ストレートにそれを投げかけてくることもあります。また自分の課題や生活からもたくさんのことを感じ取っているように思います。支援をするなかで学校という環境で様々な出来事に子どもが真剣に向き合っている現場に幾度も立ち会っており、こちらも真摯に向かわずにはいられない毎日です。子どもがその機会をくれているのは私の喜びでもありますね。私は学校が大っ嫌いだったのですが、今は一題の問いに悩み、給食のメニューに一喜一憂し、たった15分の中休みでさえ汗かき目一杯楽しんだり出来る子ども達とともにドラマティックかつエキサイティングな学校生活を送らせていただいておりとても楽しいです。

4.これから受講する人へのメッセージ

ご自身で活動を既にしている方も多いとは思いますが、全く新しいことをやるというよりは、講座を受けていろんな視点を知ることができるので、自身の経験を踏まえながら子どもを再理解することが大事なのかなと思います。子どもは大人よりも知らないことが多いのは当たり前かもしれませんが、備えている能力には大人もこどもも関係ありません。子どもも一人の人間ということを忘れずに、子どもに向き合える方が受講を通じてさらに増えればと思います。